医師と結婚した看護師の結婚生活談です。今回は、泌尿器科の医師と結婚した三咲さんにお話を伺いました。
--こんにちは、看護師の婚活事情です。
簡単に自己紹介をしていただけますか?
三咲さん:三咲と申します。結婚して12年。子供にも恵まれ、現在、中学1年の女の子と、小学3年と1年の男の子がいます。主人は泌尿器科の医師です。今日はよろしくお願いします。
--こちらこそよろしくお願いします。
早速ですが、今の旦那さまとの出会いを教えていただけますか?
三咲さん:出会いは、私達が高校生の時です。主人はサッカー部、私はテニス部で、同じクラスメイトでした。
名門の文武両道を謳う進学校で、スポーツに対しても、才能や天才肌の集まりというよりは、努力でなんとか好成績を勝ち取るという学校でした。 部活も遅くまであったので、帰りはいつも同じタイミングで帰り家まで送ってもらっていました。
私達は早くから親を含めてとても親しいお付き合いをしていました。主人が医大を目指すと知ってから、私は看護師になると決めていました。一緒に働きたいとただ一心にそう思っていましたね。
--同じ高校だったんですね。
大学に進学して、離れてしまうことはなかったんですか?
三咲さん:実は主人は受験に失敗していまして、医大は県外に行くことになったんです。私は自宅から通える看護学校に行っていたので、この時は遠距離でしたね。
私は見事に看護師になりましたが、主人はまだ医大生。
私は意を決して、主人のいる県の就職試験を受け、すぐそばで看護師をすることにしました。そして、はじめに出会ってから10年過ぎた頃、私達は結婚しました。
--出会って10年ですか。三咲さんは一途に旦那さんの背中を追いかけたんですね。
野暮なことを聞きますが、医師と結婚してよかったと思うことはありますか?
三咲さん:医師である主人と結婚して良かったことは、やはりお給料が良いことですね。
現在、総合病院の勤務医から、クリニックの泌尿器科で働いています。クリニックはたくさん患者さんがくるそうで、毎日てんてこ舞いのようです。
しかし、おかげさまでお給料もしっかりもらえます。
子供がある程度大きくなってから、マイホームをもちましたが、ローンなどは組みやすく、すぐに認可されました。
子供達は3人とも私立に行っていますが、長女は早くから自分も医師になりたいと進路を決めています。学習塾や習い事も惜しみなくやらせることができる点では医師である主人に感謝ですね。
--医師と結婚をすると経済面での余裕は出そうですね。
総合病院とクリニックで変わったことはありますか?
三咲さん:クリニックは夜間の呼び出しも当直もないため、家族での予定も立てやすく、余暇を楽しめるようになりました。総合病院の時は夜間の呼び出しなどもよくあったので大変でした…。
その他、良かったことの一つに、家族の病気に対応しやすく、良い病院や医師の情報がすぐに入るので、遠回りせずに最善の治療が受けやすいです。
--クリニック勤務だと家族との時間も確保できるので良さそうですね。
それでは、医師と結婚して悪かった点はありますか?
三咲さん:そんなに私は悪いことを感じたことはありませんが…。
周りのママ友などから、「お金持ちはいいねー。」とか「やっぱり私立にいかせるよねー。」などの偏見のような眼差しは少なからずあります。
私は贅沢もしていないし、ブランド品なども買わないし、質素な暮らしを楽しんでいるので「違うのになぁ」と少しさみしくなります。
総合病院にいた時は転勤も多く、子供の転校などには苦労しましたね。
--羨む目線は仕方のないことかもしれませんね。
三咲さん、今日はお話を聞かせていただきありがとうございました。
三咲さん:こちらこそありがとうございました。
